作品情報
作品情報ABOUT
はじめに
岡山の子どもたちの健やかな未来を願って
地元岡山の文化にする
立場の違う大人たちが、一丸となって子どもたちを応援できる場を岡山につくり、子どもたちを輝かせたい。
そんな想いから「岡山子ども未来応援プロジェクト」として2017年に発足。
岡山子ども未来ミュージカル「ハロルド!」は、岡山県内の小学2年生から高校3年生までの多様で多彩な子どもたちを募集し、プロの俳優やスタッフ陣とともに1つの目標に向かって力を合わせる、地域文化創造プロジェクト。
仲間とのつながり、表現することの大切さ、ひとつの物事を完結させる達成感、そういったさまざまな経験は、子どもたちにとってかけがえのない成長の機会になると考えています。
岡山子ども未来ミュージカルは日本の未来を担う「人」を育て、岡山で脈々と受け継がれていく「文化」にすべく、地域に根付いた取り組みとして今後も歩みを続けていきます。

あらすじ
6年2組の教室に、
ヒューマノイドのハロルドがやってきた!
生徒たちは、とまどいながらも友情を育んでいく。
活発な女子生徒・みのりは、クラスの人気者。みのりとハロルドは兄妹のように仲良くなるが、心をもったヒューマノイドを回収しなければと研究員たちが迫ってくる。
キャンプの夜に逃げ出す2人。水源地から瀬戸内海までを旅する中で、さまざまな自然の営みと出会い、命のつながりの不思議や身近にある大切なことに気づいていく登場人物たち。
そして冒険の旅の終わりには……。
現代の岡山を舞台に、山・川・海、家族と友だち、人間、そしてAIとの出会いを経て成長していく子どもたちの物語。

「This is MECENAT 2023」に認定!
岡山子ども未来ミュージカル「ハロルド!」が日本で唯一のメセナ専門の中間支援機関である(公社)企業メセナ協議会の認定を獲得
「This is MECENAT」は、全国各地の企業・企業財団が実施する多彩な企業メセナ(芸術文化を通じた豊かな社会創造)を顕在化し、その社会的意義や存在感を示すための認定制度です。
岡山子ども未来ミュージカルは2021年度より認定をいただいており、2023年度も「This is MECENAT 2023」に認定されました。
「メセナアワード2022 優秀賞」を受賞!
岡山子ども未来ミュージカル「ハロルド!」が日本で唯一のメセナ専門の中間支援機関である(公社)企業メセナ協議会が主催する「メセナアワード2022」において、優秀賞を受賞
「メセナアワード」とは、日本国内に所在する企業や企業財団、またそれらの連合体を対象に、メセナ(芸術文化振興による豊かな社会創造)活動を自薦・他薦で毎春公募し、有識者による選考の上、特に優れた活動7件を表彰しています。
キャラクター紹介CHARACTER
みのり
6年2組の活発で
中心的な生徒でありヒロイン
ハロルド(ハル)
みのりの父信司が開発した
人工知能を搭載したヒューマノイド
研究員
みのりの母冴子が働く
人工知能研究所の研究員
ジャージープリンセス
蒜山高原で飼養されている
希少な乳牛「ジャージー牛」
はんざき
岡山圏域での特有の呼び名で知られている
「オオサンショウウオ」
アキラマイマイ
岡山県南部と香川県島嶼部に生息する
固有なカタツムリの新種「アキラマイマイ」
フサヒゲルリカミキリ
蒜山地域でしか生息が
確認されていない絶滅危惧種
ユウスゲ
草原に生息する多年草。夕方から翌朝まで
美しく清楚な黄色い花を咲かせる。
その他のキャラクター
- 冴子
- 研究所で働くみのりのお母さん
- 信司
- どこかへ行ってしまったみのりのお父さん
- 天童博士
- 冴子の働く研究所の天才博士
- チーフ研究員
- 天童博士の有能な助手
- 山科先生
- みのりたちのクラスの担任
- 漁師の源太
- 森を守る日生の漁師
- キャンプリーダー
- 蒜山高原で子どもたちを迎えるキャンプリーダー
クリエイティブ
チームCREATIVE TEAM
クリックタップするとプロフィールをご覧いただけます。
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原案
坂口 理子
原案
坂口 理子
「おシャシャのシャン!」で創作テレビドラマ大賞を受賞し、デビュー。
主な作品は、映画では、スタジオジブリの高畑勲監督との共同脚本による「かぐや姫の物語」の他、「銀河鉄道の父」「メアリと魔女の花」「フォルトゥナの瞳」「恋は雨上がりのように」「チェリまほ THE MOVIE」など。またテレビドラマでは「女子的生活」「昔話法廷」などがある。
舞台作品としては、フランク・ワイルドホーン作曲のミュージカル「四月は君の嘘」(2025年8月~9月再演)や、自身が手掛ける若い世代との舞台企画「Project 未来圏」での活動の他、高橋大輔主演のアイスショー「氷艶2024-十字星のキセキ-」の脚本も手掛けている。
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総合演出
杉本 智孝
総合演出
杉本 智孝
第18回世界歌謡祭’87(日本武道館)日本代表。1990〜91年ロンドン・アポロヴィクトリア劇場「STARLIGHT EXPRESS」出演。
帰国後は舞台演出や音楽ディレクターとして活動。1997〜98年、脚本・演出・振付を担当したサインダンスミュージカル「オズの魔法使い」は東京・大阪ほか全国5都市で上演。千葉県民ミュージカル「ウミホタルの魔法」、品川環境ミュージカル「NOW BEGINS AGAIN」など市民参加型ミュージカル作品にも脚本・演出家として積極的に参加。
第5回岡山子ども未来ミュージカル「ハロルド」に天童博士役で出演。翌年から演出家・音楽監督としてクリエイティブチームに参加している。
2017年アルバム「喜びあふれる」をリリース。2022年舞台復帰、ミュージカル「チキチキバンバン」日本人キャスト版主演ほか出演多数。
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演出
市村 啓二
演出
市村 啓二
徳島県出身。演出家・脚本家・俳優・表現指導者。高校時代に『徳島県民ミュージカル』で演劇と出会い、その縁から「ミュージカル劇団(株)ふるさときゃらばん」に入団。10年間の在団中には、全国各地のホールや体育館など1,500以上の舞台に立ち、2005年「愛知万博」にも俳優として出演した。
『岡山子ども未来ミュージカル』には第1回公演から現在に至るまで、演出・出演・演出補佐と、さまざまな立場で携わってきた。
そのほかの活動として、脚本・演出・出演を手がけた創作劇『HandY-ハンディ-』が演劇祭にて〈大賞〉を受賞。全国の市民参加型・子ども参加型ミュージカルの脚本・作詞・演出、人気アニメ『プリキュア』舞台版の演出など、多岐にわたる。
ひとりひとりの長所を見極め、その個性を輝かせる演出に定評があり、近年は演劇にとどまらず、自己表現のワークショップや講演会などにも招かれ、活動の幅を広げている。
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音楽監督
柴田 直幸
音楽監督
柴田 直幸
トランペット演奏者、作編曲家。学生時代ジャズと出会いクラシックと両立して学ぶ。卒業後はミュージカル劇団㈱ふるさときゃらばん主催の「ミュージカル体験塾」にてバンドリーダーとしてアレンジと主席奏者を務める。また客演として劇団のツアー3作品に参加。
蜷川幸雄の作品ではトランペット吹きとして出演、欲望という名の電車はじめ4作品に参加。そのほか、メジャーレーベルのアーティストのレコーディング、イベント出演、海外レセプションにて演奏参加等、活動は多岐にわたる。
2024年日野版のど自慢大会にてパフォーマンス賞を受賞。
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作曲
Micina
作曲
Micina
ポップクラリネット・ソロアーティスト/作編曲家。東京音楽大学卒業。
演奏、演出、全作編曲を手掛けるプロデュース公演「Clarinet on the BEAT」(市川・浦安TV放送)を主催。これまで5作のソロアルバム、2作の作曲作品集、1作のライブBlu-rayをリリース。
作曲家として演奏団体への作品書下ろし、ミュージカル、企業への楽曲提供などに携わり、出版事業を展開。国内、アジア、米国、ヨーロッパ等のコンテストやコンサートで楽曲が起用される。
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振付
八重樫 円
振付
八重樫 円
バンビ・ドリーム合同会社代表。
ミュージカルスクールDance with me 主宰。劇団四季を経てミュージカルを中心に、舞台、ドラマ、映画、歌番組、イベント、CMソング吹替え等多数参加。
現在は、東京・渋谷区を拠点にタレントマネジメント会社と養成スクールの運営を行いつつ、アーティスト、企業、芸能事務所、教育機関などで振付・指導を担当している。
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Special guest
王 少飛
Special guest
王 少飛
宇宙の概念を超えた、新しい未来を描く巨匠
国際的に有名な巨匠画家。3歳で絵を描き始め、13歳で地元の文化施設で初の個展を開催。21歳で中国美術家協会湖南省分会の会員に選ばれ、当時の最年少会員となる。1980年代後半以降、日本、アメリカ、フランス、オーストラリアなどで60回以上の個展を開催。国際展、国際招待展にも多数参加。世界風格画家協会を創設し代表となる。独特な画風で「東洋のピカソ」「天才画家」と呼ばれる。墨絵と中国画芸術を融合して世界現代抽象芸術の最高峰へ発展する数少ない画家の一人である。
2005年に日本で絵画展を開催。売り上げの一部は、中国と日本の洪水救済のための慈善活動に使用された。
水墨画「高い太陽」は中国芸術品博覧会史上最も高額な作品となった。2017年の神戸開港150周年記念特別展の後で、海外の大手コレクターによって85億円(7400万ドル、5億6000万人民元)で評価・取引され、水墨画としては世界新記録を更新。
芸術のコンセプトは、「宇宙の概念を超えた新しい未来の絵画世界の追求」である。
受賞歴
フランス国際賞(1990年代)
国連金賞受賞(2008年)
新中国絵画芸術最高栄誉賞受賞(2009年) -
アシスタント
プロデューサー渡邊 亮
アシスタントプロデューサー
渡邊 亮
立命館大学卒業後、ミュージカル劇団㈱ふるさときゃらばん入団。退団後もフリーのミュージカル俳優として活動。全国公演を行いながら、愛・地球博や長崎ハウステンボスなどにも出演。
現在はクラーク高等学院 大阪梅田校 パフォーマンスコース責任者を7年間勤め、また環太平洋大学 次世代教育学部の特任講師も兼任し表現教育を担当している。
表現指導や公演運営だけでなく、学生の京セラドームや甲子園などのイベント出演や大学生と小学生が3日間でショーを完成させる表現アウトリーチプログラムにも携わっている。
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プロデューサー
祖父江 好美
プロデューサー
祖父江 好美
名古屋芸術大学音楽学部声楽科オペラコース卒業。2005年「愛・地球博」において市民参加型ミュージカルに出演したことを契機に、ミュージカル劇団㈱ふるさときゃらばんに入団。俳優・演奏者として全国各地で舞台に立つとともに、ワークショップ講師として北海道から沖縄まで幅広い年齢層に芸術教育を提供。
その経験をもとに、退団後は「芸術を社会にひろげること」を使命とし、法人を設立。2008年には自治体からの依頼により初のプロデュース公演を実施。以後、学校や地域と連携し、地域資源や住民の個性を生かした市民参加型ミュージカルの創作を数多く手がけ、芸術文化による地域活性化に貢献。
芸術教育の普及にも尽力し、子どもから社会人、企業まで幅広い層を対象に、創造性と表現力を育むプログラムを展開。
2023年には来場者2万人を超える大規模イベントにおいてステージ全体のプロデュースを担当。その他、子どもたちによる参加型舞台や企業研修プログラムなどを通じ、芸術の持つ社会的価値と未来への可能性を伝え続けている。
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総合プロデューサー
大内 美樹
総合プロデューサー
大内 美樹
1985年ミュージカル劇団㈱ふるさときゃらばんに参加。日中国交正常化文化使節団として訪中、日米合作ミュージカルアメリカツアー(7州10都市)、バルセロナオリンピック芸術祭に招聘されるなど、活動は国内外に渡る。国内においては、地域、自治体、企業、各省庁とともに、住民参加型ミュージカルを多数プロデュース。神戸―鳴門ルート全通記念事業『徳島県民ミュージカル』は、日本初の県民参加型ミュージカルとなった。
2005年「愛・地球博(2005年日本国際博覧会)」での住民参加型ロングラン公演、沖縄・四国等地域版オリジナルミュージカル、森と水源地のミュージカル全国公演をはじめ様々な規模の公演をプロデュース。ジャパンエキスポ大賞優秀賞、日本イベント大賞最優秀企画賞等、受賞多数。
2006年㈱オンステージ・ミキ設立。代表取締役就任。舞台プロデュースを、文化教育事業、地域文化創造事業、ドラマエデュケーション(演劇×教育)事業として展開。
2016年から「岡山子ども未来ミュージカル『ハロルド!』」総合プロデューサーを務める。一般社団法人子どもと地球の未来応援プロジェクト理事長。
社会性とエンターテインメントを融合させる手腕に定評がある。